燃料不足・買いだめが続くなか、エネルギー省の石油事業局(DEB)は3月24日(火)、全国のガソリンスタンドの燃料在庫状況をリアルタイムで確認できるスマートフォンアプリ「Fuel Now」を正式リリースすると発表しました。あわせて、ディーゼル価格の上限は引き続き33バーツ/リットルに維持されることも確認されています。
「Fuel Now」でできること
アプリでは全国139か所のガソリンスタンドについて、燃料の種類別在庫状況と営業中かどうかをリアルタイムで確認できます。石油事業局の副局長は「パニック買いを防ぎ、必要な人が必要な燃料を入手しやすくするためのツール」と説明しています。
これまでは各県のエネルギー事務所のFacebookページで情報を確認する必要がありましたが、アプリ一本に集約されたことで利便性が向上します。
ディーゼル上限33バーツを維持、石油基金は200億バーツ超の赤字
政府は石油燃料基金(Oil Fuel Fund)が200億バーツを超える赤字に陥りながらも、ディーゼルの小売価格上限を33バーツ/リットルに据え置くことを決定しました。中東情勢を受けてシンガポール市場のディーゼル価格は1バレル当たり223ドルに急騰しており、補助金なしでは店頭価格は54バーツ近くになるとされています。
また政府は燃料の緊急輸送を円滑化するため、給油タンクローリーの24時間走行を認めるよう警察に要請しており、救急車・消防車などの緊急車両と農業部門への燃料優先供給も実施中です。
まとめ
「Fuel Now」はAndroid・iOS両対応の予定で、アプリストアで検索するかエネルギー省の公式SNSからダウンロードできるよていです。(タイ語アプリですが地図表示なので直感的に使えます)。
今後もスタンドの混雑が続く可能性があるため、給油前にチェックする習慣をつけておくと時間の節約になります。ディーゼル上限の維持は物流・タクシー・輸送コストの安定につながるため、日常生活への直接的な値上げ圧力は当面抑えられそうです。


