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【新規赴任、旅行者の皆さま】おいでませタイ・シラチャ・パタヤへ

新しくタイへ赴任してきた駐在員ご家族の皆さま、旅行者の皆さま初めまして。
シラチャ・パタヤを中心に、地域密着型のタイ情報をお届けするOHAYOです。

まもなくタイで一番暑い季節、ソンクラーンがやって来ます

4月はソンクラーンという、西暦や中国暦に続き、今年3番目にして最も重要なタイ仏暦のお正月がある季節です。
ソンクラーン本番は、4月13日から15日までの3日間ですが、その前後10日間はテーサカーン・ソンクラーン(ソンクラーン時期)と呼ばれ、正月気分が横溢し、大型連休になります。

この3月から4月の時期、タイは1年中で一番暑い季節。
地元の学校は、約2カ月という長い夏休みに入ります。

また、ソンクラーンは水かけ祭りとしても世界的に有名です。その昔は、年少者が年長者の手に少量の水をかけ敬意を表したり、軽くかけ合う程度だったようです。

しかし近年、特に観光客が多いバンコクやパタヤ、チェンマイなどでは、戦争が始まったのではないかというくらい激しい”水かけ合戦”になります。
ピックアップトラックの荷台にタンクを積んで、誰彼構わず水をかけ回るスタイルが流行しましたが、現政権が禁止したため、この迷惑行為は無くなりました。
それでも道路脇で水タンクを用意し、通行人や自動車、バイクに水をかける人がいますので、外出の際はご注意ください。
特に、携帯電話と財布はビニール袋に入れて防水をするなどの対策が必須です。

シラチャ引っ越し後、まずは在タイ日本国大使館へ向かいましょう

タイに越してくると、まず最初にタイのイミグレーションに届ける滞在ビザの取得が必要です。
駐在員の場合は、所属する会社が全て準備してくれることが多いので、不安はないと思います。

日本で住民票を抜いてきた方は、大使館に在留届を提出する必要があります(大使館のWebサイトから可能)。
日本人が多く住むシラチャには、在タイ日本国大使館の連絡窓口があり、届け出が必要な各種書類が揃っています。

また、月に一度、領事出張サービスがあり、在留届の証明書やパスポートの更新などの手続きができます。海外から選挙の投票ができる「在外選挙人名簿登録」も可能です。
現在、日本人が多く住むチョンブリ県、ラヨーン県のために、シラチャに領事館を新設する動きがあります。実現すれば、さらに便利になるでしょう。

”日本人密集率ナンバーワンの町”シラチャの住環境

シラチャの町は、約20年前から駐在員が増え始めました。その頃にロビンソンデパートが入店する「パシフィックパーク」ができ、裏手のシラチャナコンの繁華街も続いて形成されたそうです。

その後、しばらくは単身赴任者が多かったようですが、イースタンシーボード地区の工業団地への日系企業の進出・発展に伴い、次第に駐在員が家族単位で赴任してくることが多くなり、日本人学校も建設されました。

数年前までは、シラチャ市内に家族向けの住宅物件が少なく、日本人学校への送迎が可能なパタヤ・ナクルア地区に住むご家族も多くいらっしゃいました。
しかし、ここ数年、日本人向けの物件がシラチャの近郊から郊外へ広がり続けています。工業団地エリアにも単身者向けの物件ができ、日本人の居住区が更に広がってきています。

今では、シラチャ市内の家族向けの住宅物件は増え、更なる住宅建設や開業ラッシュが止まりません。

観光地ではないシラチャには両替所が少ない

バンコクやパタヤなどの観光地と違い、シラチャの町は両替所があまり多くありません。
もちろんタイの銀行でも両替は可能です。ただし、地方都市の支店では外貨準備が十分ではなく、タイバーツを外貨にする両替は難しいのが現状です(外貨をバーツに両替することは問題ありません)。

このところ出張者やロングステイの方が増えているからなのか、少しずつ両替所が増えてきました。しかし、ここ数カ月タイバーツが高くなり、日本から生活資金である日本円を持ち込んでいるロングステイの方たちには厳しい状況が続いています。
私のような小額を両替する者にとっては、どこで両替しても大きな差はないのですが、大金を両替する方は、少しでもレートの良い両替所を見つけたいですね。

※現在流通している紙幣・硬貨は、前国王ラマ9世の肖像画のものが記念紙幣を含み数種類、現国王ラマ10世の肖像画のものなど、いくつものデザインがあります。額によりインクの色やサイズが統一されています。

シラチャは安全な町、ただし油断は禁物

シラチャは、タイの他都市に比べると比較的安全な町です。タイ語や英語ができなくても、ある程度は快適に生活ができます。
とは言え、タイの習慣を知らずに、タイ人に失礼なことをして怒らせたり、羽目を外し過ぎて油断すると、危険な目に遭わないとも限りません。
海外では、日本のルールやエチケット、個人的な思い込みが通用しないので、ことさら注意が必要です。

特に、ソンクラーンの時期には、水かけ合戦で泥酔して暴走する若者などにより、毎年事故や犯罪が多く発生します。在タイ13年目の私も極力出かけないようにしています。もし出かける際には、十分に安全に配慮してください。

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