今年のお盆、日本人が一番検索した海外旅行先は「パタヤ」——アゴダ調査で前年比18%増の首位

デジタル旅行プラットフォーム「Agoda(アゴダ)」が6月23日に発表したデータによると、2026年お盆期間(8月8日〜16日チェックイン)の日本人旅行者による宿泊検索で、パタヤが前年比18%増という最も高い伸び率を記録し、海外旅行先の中で首位になりました。

ランキング全体を見てみると

今回の調査は2026年3月〜5月に日本人旅行者が行った宿泊検索データを基にしたもので、2025年お盆期間(8月9日〜17日)との比較です。検索数の上昇率ランキングは以下の通りです。

順位旅行先上昇率
1位パタヤ(タイ)18%増
2位ソウル(韓国)17%増
3位バンコク(タイ)13%増
3位ダナン(ベトナム)13%増
3位セブ島(フィリピン)13%増
6位台北(台湾)12%増

注目すべきは、パタヤとバンコクというタイの2都市がトップ3にランクインしている点です。タイ全体への日本人旅行者の関心が、他のアジア近距離旅行先と比べても際立って高まっていることがわかります。

なぜパタヤがこれほど人気なのか

アゴダ・インターナショナル・ジャパンの猪飼匡シニアカントリーディレクターは、旅行者の間で「アクセスの良さ」と「滞在中に得られる体験」を重視する傾向が強まっていると分析しています。

パタヤが評価されている理由として考えられるのは——

①バンコクからのアクセスの良さ スワンナプーム空港から車・バスで約1.5〜2時間という近さは、限られた休暇期間でも訪れやすい大きな利点です。

②ビーチリゾートでの滞在体験 ビーチやリゾートホテルでゆったり過ごせる環境は、短い休暇でも「しっかり休んだ」という満足感を得やすい要素です。

③燃料価格の落ち着き・安心感の回復 本ブログでも度々お伝えしてきた中東情勢に端を発した燃料高騰・航空運賃の上昇が、6月に入り正常化に向かい始めています(6/24記事参照)。これにより「海外旅行を諦めていた」層が戻ってきている可能性があります。

④近距離旅行への人気継続 アゴダは「限られた休暇期間でも訪れやすいアジアの近距離旅行先への人気が続いている」と分析しており、長時間フライトを避ける傾向がパタヤのようなアクセスの良い旅行先に有利に働いています。

タイに住む日本人にとっては

このニュースが嬉しいのは、単なる観光統計としてだけではありません。

  • 日本から家族・友人を呼びやすい雰囲気が高まっている:「パタヤに行きたい」という日本人が増えていることは、訪問のハードルが下がっている証拠でもあります
  • 日系飲食店・サービス業への追い風:5月の日本人訪問者が前週比105%増(5/13記事参照)という流れがお盆にも続く可能性が高まりました
  • パタヤの国際的なブランド力向上:トゥモローランド・ミスツーリズムワールド・パタヤマラソンなど大型イベントが続く中、観光地としての評価がさらに高まっています

参考:Agoda(https://www.agoda.com)