今週タイ全土を笑顔にしたニュースをお届けします。舞台はナコンラチャシマ県コーンブリ郡の小学校「バーン・マップクラット校」です。
事件の経緯
同校の美術・音楽教師アヌウィット・ティアムクラトーク先生(以下、先生)は、ゆで卵を大量に作って部屋の外に保管しておく習慣がありました。「まとめてゆでておけばいつでも食べられる」という実用的な理由からです。
ところが4月23日の朝、外に置いていたゆで卵が一個残らず消えていました。先生は学校のスタッフと生徒全員に聞き込みをしましたが、心当たりのある人は誰もいません。「犬かな?でも鍋を倒さずに卵だけ持っていくのは無理だろう」と首をひねりながら、先生はひとつの決断をします。
防犯カメラを設置して、おとり捜査をすることにした。
わざと2個のゆで卵をその場に残し、カメラを向けて一晩待ちました。
映像に映った「真犯人」
翌朝、映像を確認した先生が見たのは——カラスでした。
午前5時50分、一羽のカラスが颯爽と飛んできて卵を1個持ち去りました。さらに午前6時19分、同じカラスが戻ってきて残りの1個も持っていきました。
「完全な犯行計画だ」「絶対に一度下見をしていた」「インテリジェンスが高すぎる」——映像がSNSに拡散されると、タイ国民からのコメントが殺到しました。先生自身も「まさかカラスとは思わなかった。でも賢すぎて逆に感心してしまった」と笑顔でインタビューに答えています。
カラスの知能について
この話が単なる笑い話にとどまらないのは、カラスが実際に非常に高い知能を持つ鳥だからです。カラスは道具を使い、顔を記憶し、問題を解決し、さらには「未来のための食料貯蔵」を計画的に行うことが科学的に知られています。今回の「下見→持ち去り→翌朝戻って2個目を回収」という行動は、まさにカラスらしい計画的犯行といえます。
https://www.khaosodenglish.com/life/2026/04/25/teacher-catches-crow-stealing-boiled-eggs-on-camera


