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パタヤ観光警察の「プレデター・アイズ」——ワンライの人混みでAI顔認証が不法滞在者を捕捉

  • 2026年4月22日
  • 2026年4月22日
  • news-thai

ワンライで水かけを楽しんでいた人混みの中に、静かに「見えない目」が動いていました。

4月19日午前11時52分、パタヤのビーチロード。チョンブリ県観光警察第4署の捜査チームが、一台の特殊車両を走らせながらワンライの雑踏を巡回していました。車両に搭載されているのは「Duantaphikat On Mobile(デッドリー・アイ・モバイル)」——別名「Predator Eyes on Mobile(プレデター・アイズ)」と呼ばれるAI搭載の顔認証カメラシステムです。

システムが人混みの中の一人の顔を捉え、データベースと照合。数秒後にアラートが鳴りました。

対象は35歳のインド人男性・サリンダー・サングラーさん。タイへの入国許可を43日超過した不法滞在者として登録されていました。その場で逮捕され、パタヤ市警察署に移送。自費での強制送還が決定しています。

「プレデター・アイズ」とは

このシステムは観光警察が展開している移動式AI顔認証プラットフォームで、専用の警察車両に搭載して繁華街・観光地を巡回しながらリアルタイムで顔スキャンを行います。スキャンした顔は瞬時にタイ国家逮捕令状データベース・イミグレーションの記録と照合され、該当者がいれば現場の警察官にアラートが送信されます。

パタヤでは昨年から固定式AIカメラによる逮捕事例が増えていましたが、今回のように移動式でフェスティバルの雑踏の中を巡回しての逮捕は、運用レベルが一段上がったことを示しています。観光警察司令官のポル・ルト・ジェネラル・サクシー・シラー・プアクアム氏は、主要観光地での最新技術活用を方針として掲げており、今後他の地域にも拡大する意向を示しています。

在住外国人への実際的な意味

パタヤ在住・長期滞在の外国人にとって、これは他人事ではありません。

現在タイのイミグレーションは、ビザオーバースティ・不正入国・指名手配者の取り締まりを強化中です。AI顔認証システムは、フェスティバル・コンサート・ビーチなど人が集まる場所でも静かに稼働します。

90日レポート(在留届)やビザの更新を適正に行っていれば、このシステムに引っかかることはありません。逆にいえば、「少しくらい大丈夫」という感覚は通用しない時代になってきています。

まとめ

日本人旅行者・在住者の多くは適正なビザ管理をしていると思いますが、念のため確認を。長期滞在している場合は90日レポートの期限(入国日から数えて90日以内)とビザの有効期限を今一度チェックしておきましょう。パタヤのイミグレーションオフィスはジョムティエンのサードロード沿いにあります。

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